難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★★☆☆(品ぞろえと専門性の判断)
- 正答率: ★★☆☆☆(表の読み取りと論理判断が必要)
- 重要度: ★★☆☆☆(小売戦略・MDの基礎)
問題文
下表は、同じ地域に立地するX商店、Y商店、Z商店の品ぞろえである。
表中の ○は販売中、╳は取り扱いをしていないことを示したものである。
各商店の品ぞろえに関する記述として、最も適切なものはどれか。
なお、価格帯は、「低」が千円以上3千円以下、「中」が6千円以上8千円以下、「高」が1万円以上1万2千円以下の売価の商品を対象とする。

〔解答群〕
ア
3店舗の中で、最も総合的な品ぞろえをしているのはY商店である。
イ
3店舗の中で、プライスゾーンが最も広いと考えられるのはZ商店である。
ウ
X商店が品ぞろえを変えずにEDLP政策をとった場合、プライスラインは1つとなる。
エ
Y商店が婦人服Bを追加して取り扱うことは専門性を高めることになる。
オ
Z商店で紳士服Cを追加して取り扱うと、関連購買による来店客の買上点数増加が期待できる。
出典: 中小企業診断協会|2020年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:エ
解説(選択肢ごとの評価)
- ア:×
Y商店は価格帯や対象層に偏りがあり、総合的とは言い難い。X商店の方が幅広い層をカバーしている。 - イ:×
プライスゾーン(価格帯の広さ)はX商店が「低・中・高」を扱っており最も広い。Z商店は限定的。 - ウ:×
X商店は複数の価格帯(低・中・高)を扱っているため、EDLP政策をとってもプライスラインは1つにはならない。 - エ:〇
婦人服Bはヤング女性向けの中価格帯商品。Y商店がこれを追加することで、婦人服の品ぞろえが強化され、専門性が高まる。 - オ:×
紳士服Cは取り扱いがないが、Z商店は紳士服の品ぞろえが乏しく、関連購買の効果は限定的。
学習のポイント
- プライスゾーン:価格帯の広さ(低・中・高)を指す。
- プライスライン:同一価格帯の商品群。EDLP(Every Day Low Price)ではラインが絞られる。
- 専門性強化:特定カテゴリ(例:婦人服)を充実させることで専門性が高まる。
- 関連購買:同一カテゴリ内で複数商品を購入する傾向。品ぞろえの充実が鍵。