難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(GS1コード体系の基礎)
- 正答率: ★★★☆☆(用語の正誤判断)
- 重要度: ★★☆☆☆(商品識別とWeb連携の基礎)
問題文
バーコードが普及し、その利便性が世界的に認識される一方で、商品コード以外にも表示文字やその種類を増やすことで、Webと連動した商品情報提供の実現などのニーズに対応するため、従来の1次元シンボルのJANコードに加えて2次元シンボルのGS1 QRコードが利用されている。
GS1 QRコードに関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
〔設問〕
a
GS1のデータキャリア標準として認められている2次元シンボルは、GS1 QRコードのみである。
b
1つのシンボルで比較すればGS1 QRコードの方がJANコードより情報量は大きいが、JANコードを複数表示することが可能であれば、GS1 QRコードと同様に商品情報サイトへの誘導も可能である。
c
GS1 QRコードを活用すれば、同じブランドや同じメーカーのキャンペーンであっても、消費者を商品個別のサイトに誘導することが可能である。
〔解答群〕
ア
a:正 b:正 c:正
イ
a:正 b:正 c:誤
ウ
a:正 b:誤 c:誤
エ
a:誤 b:正 c:正
オ
a:誤 b:誤 c:正
出典: 中小企業診断協会|2020年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:オ(a:誤/b:誤/c:正)
記述ごとの評価
- a:誤
GS1の2次元データキャリアはGS1 QRコードだけでなく、GS1 DataMatrix など複数が標準として認められている。 - b:誤
JANコード(GTIN-13)は1次元で商品識別を主目的とし、複数表示してもWeb誘導のための追加情報(ロット・賞味期限・URL等)をコード内に構造的に持てない。GS1 QRはアプリケーション識別子(AI)で拡張情報やリンクを一体で表現できる。 - c:正
GS1 QRコードはGTINに加え、ロットや有効期限、さらには商品個別URLへの誘導情報(GS1 Digital Link等)を持てるため、同一ブランド内でも商品個別ページへ誘導が可能。
学習のポイント
- データキャリアの種類:1次元(EAN/UPC, GS1-128)と2次元(GS1 QR, GS1 DataMatrix)。
- 拡張情報の表現:GS1のAIでロット/期限/製造日等を構造化して格納可能。
- Web連携:GS1 QRやDigital Linkにより商品個別サイト誘導・トレーサビリティ強化が可能。