難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(リース会計の基本)
- 正答率: ★★★★☆(基礎知識で正答可能)
- 重要度: ★★★☆☆(会計基準の理解)
問題文
リース取引の借手側の会計処理と開示に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
ア
オペレーティング・リース取引については、通常の賃貸借取引にかかる方法に準じて会計処理を行う。
イ
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものにかかる未経過リース料は、原則として注記する。
ウ
ファイナンス・リース取引にかかるリース債務は、支払期限にかかわらず、固定負債に属するものとする。
エ
ファイナンス・リース取引にかかるリース資産は、原則としてその内容および減価償却の方法を注記する。
出典: 中小企業診断協会|2020年度 第1次試験問題|財務・会計(PDF)
解答
正解:ウ
解説
ア:〇
オペレーティング・リース取引は、通常の賃貸借取引に準じて処理する。借手はリース料を費用として処理する。
イ:〇
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものについては、未経過リース料を注記する必要がある。
ウ:×
ファイナンス・リース取引にかかるリース債務は、支払期限に応じて「流動負債」と「固定負債」に区分して表示する必要がある。すべてを固定負債に属するとするのは誤り。
エ:〇
ファイナンス・リース取引にかかるリース資産は、注記として内容や減価償却方法を記載することが求められる。
学習のポイント
- リース会計は「オペレーティング・リース」と「ファイナンス・リース」に区分される。
- オペレーティング・リース:通常の賃貸借取引と同様に処理。
- ファイナンス・リース:資産計上・負債計上を行い、リース資産は減価償却、リース債務は流動・固定に区分。
- 注記の有無や表示区分を正しく押さえることが重要。