難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★☆☆☆☆(基本的な仕訳問題)
- 正答率: ★★★★★(基礎知識で確実に正答可能)
- 重要度: ★★★☆☆(消費税処理の基本)
問題文
商品 19,800 円(税込)を仕入れ、代金は現金で支払った。このときの仕訳として、最も適切なものはどれか。なお、消費税率は 10%とし、仕訳は税抜方式によるものとする。
〔解答群〕
ア
(借)仕入 18,000 / (貸)現金 19,800
仮払消費税 1,800
仮払消費税 1,800
イ
(借)仕入 18,000 / (貸)現金 19,800
租税公課 1,800
租税公課 1,800
ウ
(借)仕入 19,800 / (貸)現金 19,800
エ
(借)仕入 19,800 / (貸)現金 18,000
仮受消費税 1,800
仮受消費税 1,800
出典: 中小企業診断協会|2020年度 第1次試験問題|財務・会計(PDF)
解答
正解:ア
解説
ア:〇
税抜方式では、仕入金額(税抜)と仮払消費税を分けて記帳する。
19,800円(税込)= 18,000円(本体)+ 1,800円(消費税)。
したがって、仕訳は「(借)仕入18,000/(貸)現金19,800」「(借)仮払消費税1,800」となる。
イ:×
消費税は「租税公課」ではなく「仮払消費税」として処理する。
ウ:×
税込方式の処理であり、本問は税抜方式を前提としているため不適切。
エ:×
仮受消費税は売上時に計上する勘定科目であり、仕入時には用いない。
学習のポイント
- 消費税の会計処理には「税込方式」と「税抜方式」がある。
- 税抜方式では、仕入時に「仕入(税抜額)」と「仮払消費税」を分けて記録する。
- 売上時には「売上(税抜額)」と「仮受消費税」を分けて記録する。
- 試験では「税抜方式」が前提となることが多いため、仕訳の基本形を確実に押さえておくことが重要。