過去問解説(経済学・経済政策)_2021年(R3年) 第14問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(図表と収入変化の理解)
  • 正答率: ★★★☆☆(図の読解力が問われる)
  • 重要度: ★★★☆☆(価格×数量=売上の直感)

問題文

左図では供給曲線が垂直になっており、また、右図では需要曲線が垂直になっている。需要曲線がシフトする場合の売り手の収入の変化に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

左図では、需要曲線が右方にシフトするとき、売り手の収入は減少する。
右図では、需要曲線が右方にシフトするとき、売り手の収入は増加する。
需要曲線が左方にシフトするとき、両方の図で、売り手の収入は減少する。

〔解答群〕

a:正  b:正  c:誤
a:正  b:誤  c:誤
a:誤  b:正  c:正
a:誤  b:正  c:誤
a:誤  b:誤  c:正

出典: 中小企業診断協会|2021年度 第1次試験問題|経済学・経営政策(PDF)

解答

  • 正解:ウ(a:誤/b:正/c:正)

解説

  • a:×
    左図では供給曲線が垂直=供給量が固定。需要曲線が右方にシフトすると価格が上昇し、売上(価格×数量)は増加する。
  • b:〇
    右図では需要曲線が垂直=需要量が固定。需要曲線が右方にシフトすると価格は変わらず、供給量が増加し、売上は増加する。
  • c:〇
    需要曲線が左方にシフトすると、左図では価格が下落、右図では供給量が減少。いずれも売上は減少する。

学習のポイント

  • 売上=価格×数量 の視点で、どちらが変化するかを見極める。
  • 垂直曲線の意味:
    ・垂直供給:数量固定 →価格変化が売上に直結
    ・垂直需要:価格固定 →数量変化が売上に直結
  • シフト方向と収入変化:
    ・右シフト:価格または数量が増加 →売上増
    ・左シフト:価格または数量が減少 →売上減