過去問解説(運営管理)_2021年(令和3年) 第6問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(JIT/かんばんの基礎)
  • 正答率: ★★★☆☆(用語の整理が鍵)
  • 重要度: ★★★☆☆(生産方式の根幹)

問題文

ジャストインタイムに関する以下の文章において、空欄A~Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

ジャストインタイムは、すべての工程が(A)工程の要求に合わせて、必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産する方式である。この方式の実現のためには、(B)工程の生産量を平準化することが重要である。また、この方式は(A)工程から引き取られた量を補充するため、(C)方式とも呼ばれている。

〔解答群〕

A:前  B:最終  C:引張
A:前  B:第一  C:押出し
A:後  B:最終  C:押出し
A:後  B:最終  C:引張
A:後  B:第一  C:引張

出典: 中小企業診断協会|2021年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:エ
    (A:後/B:最終/C:引張)

解説

  • A:後工程
    JITは「後工程引取り」の原則。後工程の需要(要求)に合わせて前工程が生産・補充する。
  • B:最終工程の平準化
    生産を平準化する対象は需要が直接現れる最終工程。ここを平準化することで全体が安定し、引取り量が滑らかになる。
  • C:引張方式
    かんばん方式は代表的な「引張(プル)方式」。後工程が必要量を引き取り、前工程はその分だけ補充する。

学習のポイント

  • プル生産の要諦:後工程需要に同期して補充、生産量は必要量のみ。
  • 平準化の効果:最終工程の負荷平準化が仕掛・在庫の過大化防止に直結。
  • かんばん運用:引取り・補充の情報を可視化し、過不足を抑える仕組み。