難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(照明用語の基礎理解)
- 正答率: ★★★☆☆(用語の定義とJIS基準の把握が鍵)
- 重要度: ★★☆☆☆(店舗設計・環境設計の基礎)
問題文
照明に関する以下の文章において、空欄A~Cに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
自然光や人工照明で照らされた場所の明るさを A という。JISでは、スーパーマーケットにおける店内全般の維持 A の推奨値は B ルクスである。また、光で照明された物体の色の見え方を C という。
〔解答群〕
ア
A:光度 B:500 C:演色
イ
A:光度 B:2,000 C:演色
ウ
A:光度 B:2,000 C:光色
エ
A:照度 B:500 C:演色
オ
A:照度 B:2,000 C:光色
出典: 中小企業診断協会|2021年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:エ
(A:照度/B:500/C:演色)
解説
- A:照度(ルクス)
照度とは、ある面にどれだけの光が当たっているかを示す指標。自然光や照明による明るさの度合いを表す。単位はルクス(lx)。「光度」は光源の強さであり、照らされた場所の明るさとは異なる。 - B:500ルクス
JIS(日本工業規格)では、スーパーマーケットの店内全般の照度は「維持照度500ルクス」が推奨されている。2,000ルクスは過剰であり、作業場など特殊用途向け。 - C:演色
演色性とは、照明によって物体の色がどれだけ自然に見えるかを示す性質。光色(色温度)とは異なり、色の再現性に関する評価。演色性が高いほど、実物の色に近く見える。
学習のポイント
- 照度(ルクス)=面の明るさ
→ 光源の強さではなく、照らされた面の明るさ。 - 光度(カンデラ)=光源の強さ
→ 照度とは別概念。 - 演色性と光色の違い
→ 演色性:色の見え方の自然さ(Ra値など)
→ 光色:色温度(昼白色・電球色など) - JIS照度基準の例
- スーパーマーケット:500ルクス
- 事務所:750ルクス
- 倉庫:150ルクス