難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(GTIN運用の基礎知識)
- 正答率: ★★★☆☆(JAN/集合包装の変更基準の区別がポイント)
- 重要度: ★★☆☆☆(コード管理の実務に直結)
問題文
一般財団法人流通システム開発センターの定める「新しいGTINの設定が必要になる10の基準」では、従来使用していたJANコード(GTIN-13)および、集合包装用商品コード(GTIN-14)について、新たに設定が必要となる基準を定めている。このうち従来のJANコードは変更する必要はなく、従来の集合包装用商品コードのみを変更すべき例として、最も適切なものはどれか。
〔解答群〕
ア
集合包装の入数を変更した場合
イ
商品の包装の外寸、または総重量の20%以上を変更した場合
ウ
商品表示の変更をともなう正味内容量を変更した場合
エ
商品表示の変更をともなう成分や機能を変更した場合
オ
ブランドを変更した場合
出典: 中小企業診断協会|2021年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:ア
(集合包装の入数を変更した場合)
解説
- 集合包装用商品コード(GTIN-14)の変更要件
同一アイテムのケースやボールなどの集合包装で「入数が変わる」場合は、ケース識別のためにGTIN-14を変更するのが原則。中身の単品JAN(GTIN-13)は不変でも、ケースの識別が変わるため、単品JANは据え置きで集合包装のみ変更が妥当。 - 他選択肢が不適切な理由
- イ:外寸/総重量20%以上変更は、サプライチェーン上の取扱い影響が大きく、場合によっては単品JANの変更判断が必要になり得る。集合包装のみ変更に限定とは言えない。
- ウ:正味内容量の変更(表示変更あり)は単品の識別が変わるため、JAN変更が必要。
- エ:成分・機能の変更(表示変更あり)は製品アイデンティティが変わり、JAN変更対象。
- オ:ブランド変更も単品識別変更に該当し、JANの変更が基本。
学習のポイント
- JAN(GTIN-13)は単品識別、GTIN-14は集合包装識別。
- 集合包装の「入数変更」はケース識別の変更だけで対応可能(単品JANは据え置き)。
- 単品の仕様・表示・ブランドが変わる場合はJAN変更対象。寸法・重量の大幅変更はケースだけでなく単品側の見直しも検討が必要。