難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(引当金の分類理解)
- 正答率: ★★★★☆(基本知識があれば正答可能)
- 重要度: ★★★☆☆(財務会計の基礎論点)
問題文
負債性引当金は、債務である引当金(債務性引当金)と債務ではない引当金(非債務性引当金)に分類される。非債務性引当金として、最も適切なものはどれか。
ア
貸倒引当金
イ
修繕引当金
ウ
商品保証引当金
エ
退職給付引当金
出典: 中小企業診断協会|2021年度 第1次試験問題|財務・会計(PDF)
解答
正解:イ(修繕引当金)
解説
- ア:×(貸倒引当金)
将来の貸倒損失に備えるもので、債務性引当金に分類される。 - イ:〇(修繕引当金)
将来の修繕に備えて計上するもので、実際に債務が確定しているわけではないため「非債務性引当金」に分類される。 - ウ:×(商品保証引当金)
商品保証に基づく修理や交換は、販売時点で債務が発生しているとみなされるため、債務性引当金に分類される。 - エ:×(退職給付引当金)
従業員の退職給付債務に対応するものであり、債務性引当金に分類される。
学習のポイント
- 債務性引当金
将来の支出が債務として確定しているもの(例:貸倒引当金、商品保証引当金、退職給付引当金)。 - 非債務性引当金
将来の支出が債務として確定していないもの(例:修繕引当金)。 - 試験対策
「債務性か非債務性か」を判断する基準は「現時点で債務が確定しているかどうか」である。