過去問解説(財務・会計)_2021年(令和3年) 第5問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(引当金の分類理解)
  • 正答率: ★★★★☆(基本知識があれば正答可能)
  • 重要度: ★★★☆☆(財務会計の基礎論点)

問題文

負債性引当金は、債務である引当金(債務性引当金)と債務ではない引当金(非債務性引当金)に分類される。非債務性引当金として、最も適切なものはどれか。

貸倒引当金
修繕引当金
商品保証引当金
退職給付引当金

出典: 中小企業診断協会|2021年度 第1次試験問題|財務・会計(PDF)

解答

正解:イ(修繕引当金)


解説

  • ア:×(貸倒引当金)
    将来の貸倒損失に備えるもので、債務性引当金に分類される。
  • イ:〇(修繕引当金)
    将来の修繕に備えて計上するもので、実際に債務が確定しているわけではないため「非債務性引当金」に分類される。
  • ウ:×(商品保証引当金)
    商品保証に基づく修理や交換は、販売時点で債務が発生しているとみなされるため、債務性引当金に分類される。
  • エ:×(退職給付引当金)
    従業員の退職給付債務に対応するものであり、債務性引当金に分類される。

学習のポイント

  • 債務性引当金
    将来の支出が債務として確定しているもの(例:貸倒引当金、商品保証引当金、退職給付引当金)。
  • 非債務性引当金
    将来の支出が債務として確定していないもの(例:修繕引当金)。
  • 試験対策
    「債務性か非債務性か」を判断する基準は「現時点で債務が確定しているかどうか」である。