過去問解説(経営情報システム)_2022年(R4年) 第21問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度:★★☆☆☆(基本用語の確認)
  • 正答率:★★★☆☆(定義を覚えていれば容易)
  • 重要度:★★★☆☆(システム評価の基礎)

問題文

情報システムの信頼性や性能を正しく評価することは重要である。情報システムの評価に関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。

可用性とは、高い稼働率を維持できることを意味し、ターンアラウンドタイムで測定する。
完全性とは、データが矛盾を起こさずに一貫性を保っていることを意味する。
スループットとは、単位時間当たりに処理できる処理件数を意味する。
レスポンスタイムとは、システムに処理要求を送ってから結果の出力が終了するまでの時間を意味する。
RASIS とは、可用性・完全性・機密性の 3 つを指している。

〔解答群〕

aとd
aとe
bとc
bとd
cとe

出典: 中小企業診断協会|2022年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)

解答

  • 正解:ウ(bとc)

解説(項目ごとの評価)

  • a:×
    可用性は「稼働率を維持できること」を意味するが、測定指標はターンアラウンドタイムではなく稼働率や稼働時間。記述は誤り。
  • b:〇
    完全性はデータの一貫性・矛盾のなさを意味する。正しい。
  • c:〇
    スループットは単位時間当たりの処理件数を表す。正しい。
  • d:×
    レスポンスタイムは「要求から応答開始までの時間」を指すことが多く、記述は「応答終了まで」としており不正確。
  • e:×
    RASISは「信頼性(Reliability)、可用性(Availability)、保守性(Serviceability)、完全性(Integrity)、安全性(Security)」の5要素。記述は誤り。

学習のポイント

  • RASIS: 信頼性・可用性・保守性・完全性・安全性の5要素。
  • 性能指標: スループット(処理能力)、レスポンスタイム(応答速度)、可用性(稼働率)。
  • 信頼性指標: 完全性(データの一貫性)、安全性(セキュリティ)。