難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(ライリーの法則の適用)
- 正答率: ★★★★☆(式に代入するだけ)
- 重要度: ★★☆☆☆(立地・商圏分析の基礎)
問題文
A市とB市が、その中間にあるX町からどの程度の購買力を吸引するかを求めたい。下図の条件が与えられたとき、ライリーの法則を用いてA市とB市がX町から吸引する購買力の比率を求める場合、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
ア
A市:B市=1:1
イ
A市:B市=2:1
ウ
A市:B市=1:2
エ
A市:B市=8:1
オ
A市:B市=1:8
出典: 中小企業診断協会|2022年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:ア
解説
ライリーの法則(小売引力の法則)では、都市が周辺地域からどれだけ購買力を吸引するかを「人口 ÷ 距離の2乗」で求めます。
与えられた条件:
- A市:人口20万人、距離12km
- B市:人口5万人、距離6km
それぞれの吸引力を計算すると:
- A市の吸引力:20万人 ÷ (12 × 12) = 20万人 ÷ 144 = 約1,388.9
- B市の吸引力:5万人 ÷ (6 × 6) = 5万人 ÷ 36 = 約1,388.9
つまり、A市とB市の吸引力はほぼ同じで、比率は「1:1」となります。
学習のポイント
- ライリーの法則の基本:「人口 ÷ 距離の2乗」で吸引力を計算する
- 距離の影響は大きい:距離が半分になると吸引力は4倍になる
- 人口と距離のバランス:人口が多くても距離が遠ければ吸引力は下がる
- 試験対策:数値を代入して比率を出すだけなので、落ち着いて計算すれば得点可能