過去問解説(経営情報システム)_2023年 第11問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度:★☆☆☆☆(基本的なサブネット計算)
  • 正答率:★★★★☆(CIDRの基礎が分かれば即答)
  • 重要度:★★★☆☆(ネットワーク設計の必須知識)

問題文

IPv4ネットワークにおいては、ネットワークが使用するIPアドレスの範囲を指定するのにサブネットマスクが利用される。

以下のネットワークにおいて、ホストとして使用できるIPアドレスの個数は最大いくつになるか。最も適切なものを下記の解答群から選べ。

ネットワークアドレス:172.16.16.32/27
サブネットマスク:255.255.255.224

なお、これを2進法で表すと次のようになる。
ネットワークアドレス:10101100 00010000 00010000 00100000
サブネットマスク:11111111 11111111 11111111 11100000

〔解答群〕

14
16
24
30
32

出典: 中小企業診断協会|2023年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)

解答

  • 正解:エ(30)

解説

  • CIDR /27の意味: サブネットマスク255.255.255.224は27ビットがネットワーク部、残り5ビットがホスト部。
  • 使用可能ホスト数: ホスト部5ビット → 2^5 = 32個のアドレス。ただしネットワークアドレスとブロードキャストアドレスは使用不可なので、32 − 2 = 30。

他選択肢の誤り

  • 14・16・24・32: いずれも/27の計算結果に合致しない。32は未利用の2つ(ネットワーク・ブロードキャスト)を含んだ総数であり、最大使用可能数ではない。

学習のポイント

  • 公式: 使用可能ホスト数 = 2^(ホスト部ビット数) − 2
  • 範囲の求め方: 増分 = 256 − サブネットマスクの最後のオクテット(ここでは256 − 224 = 32)→ 範囲開始は32の倍数、終端は開始+31。