過去問解説(経営情報システム)_2023年 第13問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(ネットワーク性能指標の整理)
  • 正答率: ★★★☆☆(用語の定義が分かれば判断可能)
  • 重要度: ★★★☆☆(設計・運用の基礎指標)

解答

  • 正解: ウ(A=帯域幅、B=輻輳、C=スループット、D=レイテンシ、E=ジッタ)

解説(選択肢ごとの評価)

  • ア:×
     ping値は往復遅延の測定ツールであり「実際の伝送量(C)」ではない。Eに輻輳は誤りで、乱れに直結するのはジッタ。
  • イ:×
     Dにping値は用語の選択として不適切。遅延時間そのものは「レイテンシ」が適切。
  • ウ:〇
     Aは理論的最大容量の「帯域幅」、Bは回線混雑の「輻輳」、Cは実効速度の「スループット」、Dは遅延の「レイテンシ」、Eは到着時間の揺らぎ「ジッタ」で整合。
  • エ:×
     Aにトラフィックは流量の一般語で最大容量の定義ではない。Cにping値も不適切、Dの輻輳は遅延の用語ではない。
  • オ:×
     Dにping値は不適切。Eのレイテンシは遅延であり「乱れ」要因の文脈ではジッタが該当。

学習のポイント

  • 帯域幅: 単位時間当たりに伝送可能な理論上の最大容量。
  • スループット: 実際に得られる有効伝送量。輻輳・オーバーヘッド等で低下。
  • レイテンシ: 送信要求からデータが届くまでの遅延時間。
  • ジッタ: パケット到着間隔のばらつき。音声・映像の乱れの原因。
  • 輻輳: 回線や装置の混雑状態。スループット低下や遅延増大を引き起こす。