過去問解説(運営管理)_2023年(令和5年) 第2問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(レイアウト設計の基本)
  • 正答率: ★★★★☆(用語理解で即答可能)
  • 重要度: ★★★☆☆(工場設計の基礎知識)

問題文

工場レイアウトに関する以下の文章の空欄A~Cに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

工場レイアウトの設計や分析のための代表的な手法として、SLPとDI分析がある。SLPは、施設(工場)に配置される対象をアクティビティと定義し、そのアクティビティ間のに基づいてレイアウトを設計する手法である。DI分析は、施設(工場)のレイアウトを運搬に着目して分析し、と運搬回数や物流量などの強度を2次元平面上にプロットすることにより、運搬の無駄によるレイアウトの課題を発見する手法である。

〔解答群〕

A:作業の流れ  B:関連性の強さ  C:運搬距離
A:作業の流れ  B:信頼性の強さ  C:運搬時間
A:物の流れ   B:関連性の強さ  C:運搬距離
A:物の流れ   B:関連性の強さ  C:運搬時間
A:物の流れ   B:信頼性の強さ  C:運搬距離

出典: 中小企業診断協会|2023年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:ウ
    (A:物の流れ B:関連性の強さ C:運搬距離)

解説

  • SLP(Systematic Layout Planning)
    工場内のアクティビティ間の「物の流れ」と「関連性の強さ」に基づいてレイアウトを設計する手法。
    → よってA=物の流れ、B=関連性の強さ。
  • DI分析(Distance-Intensity Analysis)
    運搬距離(Distance)と運搬回数や物流量などの強度(Intensity)を2次元平面にプロットし、運搬の無駄を発見する手法。
    → よってC=運搬距離。

選択肢の検討

  • ア:A=作業の流れ → 誤り。
  • イ:B=信頼性の強さ → 誤り。
  • ウ:A=物の流れ、B=関連性の強さ、C=運搬距離 → 正しい。
  • エ:C=運搬時間 → 誤り。
  • オ:B=信頼性の強さ → 誤り。

学習のポイント

  • SLP:物の流れ+関連性の強さ → レイアウト設計。
  • DI分析:運搬距離+運搬強度 → 無駄発見。
  • 工場レイアウトの目的:効率的な物流・作業動線の確保、無駄削減。