過去問解説(運営管理)_2023年(令和5年) 第37問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★★☆☆(コード体系の正確な理解が必要)
  • 正答率: ★★★☆☆(GTIN/JANの基礎とインストアコードの知識)
  • 重要度: ★★★★☆(流通実務・POS運用の必須知識)

問題文

商品コード(GTIN)に関する記述として、最も適切なものはどれか。

〔解答群〕

GTIN-13 が設定されていない商品に対して、事業者が社内管理のために、国コードに当たる部分に 20~29 を用いて設定するコードをインストアコードという。
GTIN-13 が設定されている商品を複数個まとめて包装したパッケージに GTIN-14 を設定する場合、元の GTIN-13 と設定後の GTIN-14 で異なるのは先頭の 1 桁のみである。
GTIN-13 は、インジケータ、GS1 事業者コード、商品アイテムコード、チェックデジットで構成されている。
GTIN は GS1 標準の商品識別コードの総称であり、GTIN- 8 、GTIN-10、GTIN-12、GTIN-13、GTIN-14 の 5 つの種類がある。
日本の事業者に貸与される GS1 事業者コードは、先頭の 2 桁が 45、47 または 49 で始まる。

出典: 中小企業診断協会|2023年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:ア

解説

ア:〇
インストアコードは、既存のGTINが付与されていない商品等を店内・社内管理のために設定するJANで、国コード部に「20~29」の番号帯を用いる。

イ:×
GTIN-14(集合包装用コード)は「先頭の1桁のインジケータ」だけでなく、表現形式や桁構成がGTIN-13と異なるため、先頭1桁のみが違うという説明は不正確。

ウ:×
GTIN-13は「GS1事業者コード・商品アイテムコード・チェックデジット」の3要素で構成されるのが基本であり、インジケータは含まれない(インジケータはGTIN-14で用いる)。

エ:×
GTINの種類は一般に「GTIN-8・GTIN-12・GTIN-13・GTIN-14」の4種類。GTIN-10は存在しない。

オ:×
日本のGS1事業者コードの先頭は「45または49」。47は日本の先頭コードではない。


学習のポイント

  • インストアコード:国コード「20~29」を用いた店内用JAN。外販用の正規GTINとは区別する。
  • GTIN-13の構成:GS1事業者コード+商品アイテムコード+チェックデジット(3要素)。
  • GTIN-14:集合包装用。先頭桁のインジケータで内容量・梱包階層などを示す。
  • GTINの種類:8/12/13/14の4種類。10は誤り。
  • 日本の先頭コード:45・49が付与範囲。47は日本ではない。