難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★★☆☆(コード体系の正確な理解が必要)
- 正答率: ★★★☆☆(GTIN/JANの基礎とインストアコードの知識)
- 重要度: ★★★★☆(流通実務・POS運用の必須知識)
問題文
商品コード(GTIN)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
〔解答群〕
ア
GTIN-13 が設定されていない商品に対して、事業者が社内管理のために、国コードに当たる部分に 20~29 を用いて設定するコードをインストアコードという。
イ
GTIN-13 が設定されている商品を複数個まとめて包装したパッケージに GTIN-14 を設定する場合、元の GTIN-13 と設定後の GTIN-14 で異なるのは先頭の 1 桁のみである。
ウ
GTIN-13 は、インジケータ、GS1 事業者コード、商品アイテムコード、チェックデジットで構成されている。
エ
GTIN は GS1 標準の商品識別コードの総称であり、GTIN- 8 、GTIN-10、GTIN-12、GTIN-13、GTIN-14 の 5 つの種類がある。
オ
日本の事業者に貸与される GS1 事業者コードは、先頭の 2 桁が 45、47 または 49 で始まる。
出典: 中小企業診断協会|2023年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:ア
解説
ア:〇
インストアコードは、既存のGTINが付与されていない商品等を店内・社内管理のために設定するJANで、国コード部に「20~29」の番号帯を用いる。
イ:×
GTIN-14(集合包装用コード)は「先頭の1桁のインジケータ」だけでなく、表現形式や桁構成がGTIN-13と異なるため、先頭1桁のみが違うという説明は不正確。
ウ:×
GTIN-13は「GS1事業者コード・商品アイテムコード・チェックデジット」の3要素で構成されるのが基本であり、インジケータは含まれない(インジケータはGTIN-14で用いる)。
エ:×
GTINの種類は一般に「GTIN-8・GTIN-12・GTIN-13・GTIN-14」の4種類。GTIN-10は存在しない。
オ:×
日本のGS1事業者コードの先頭は「45または49」。47は日本の先頭コードではない。
学習のポイント
- インストアコード:国コード「20~29」を用いた店内用JAN。外販用の正規GTINとは区別する。
- GTIN-13の構成:GS1事業者コード+商品アイテムコード+チェックデジット(3要素)。
- GTIN-14:集合包装用。先頭桁のインジケータで内容量・梱包階層などを示す。
- GTINの種類:8/12/13/14の4種類。10は誤り。
- 日本の先頭コード:45・49が付与範囲。47は日本ではない。