過去問解説(運営管理)_2023年(令和5年) 第39問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(HACCPの基本整理)
  • 正答率: ★★★★☆(7原則の位置づけが分かれば正答可能)
  • 重要度: ★★★★☆(食品関連事業の基礎リテラシー)

問題文

平成30年に食品衛生法が改正され、令和3年6月1日から、原則すべての食品等事業者は「HACCPに沿った衛生管理」を行うことが義務化されている。HACCPでは、その導入に対して12の手順が定められており、そのうちの7つは、7原則と呼ばれている。この7原則に含まれている手順として、最も適切なものはどれか。

〔解答群〕

HACCP のチーム編成
製造工程一覧図の現場確認
製造工程一覧図の作成
製品説明書の作成
モニタリング方法の設定

出典: 中小企業診断協会|2023年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:オ

解説

  • ア:×
    HACCPチーム編成は「12手順」の準備段階(手順1)であり、7原則には含まれない。
  • イ:×
    製造工程一覧図の現場確認は「12手順」の手順5であり、7原則ではない。
  • ウ:×
    製造工程一覧図の作成は「12手順」の手順4であり、7原則ではない。
  • エ:×
    製品説明書の作成は「12手順」の手順2であり、7原則ではない。
  • オ:〇
    モニタリング方法の設定は「原則4」に該当し、7原則に含まれる。

学習のポイント

  • 12手順と7原則の関係
  • 手順1~5:準備段階(チーム編成、製品説明書、工程図作成・確認など)
  • 手順6~12:7原則(危害要因分析、CCP決定、管理基準設定、モニタリング、改善措置、検証、記録保持)
  • モニタリングの目的
  • CCP(重要管理点)が管理基準内にあるかを継続的に監視し、逸脱を早期検知する。
  • 方法・頻度・担当者を明確にすることで、食品安全を維持する。
  • 試験対策
  • 「準備手順」と「7原則」を切り分けて覚える。
  • 特に「モニタリング方法の設定」「改善措置」「記録保持」は7原則に含まれるため、用語問題で混同しないように注意。