難易度・正答率・重要度
- 難易度:★★☆☆☆(キャッシュレス決済の基礎)
- 正答率:★★★☆☆(用語理解で判断可能)
- 重要度:★★★☆☆(実務・日常で頻出)
問題文
キャッシュレス決済の技術や仕組みに関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a
ICチップ付きクレジットカードには、カード番号・氏名・有効期限などの基本情報の他にPIN(暗証番号)が保存されている。
b
3Dセキュアとは、インターネット上でクレジットカード決済を安全に行うための本人認証サービスのことである。
c
クレジットカードによるタッチ決済とは、クレジットカードのICチップに保存された情報を決済端末で読み取る非接触型決済のことである。
d
QRコード決済において店舗提示型(MPM)とは、決済に際し、支払者がQRコードを表示して店舗側の処理端末に読み取らせる方式のことである。
〔解答群〕
ア
a:〇 b:〇 c:〇 d:×
イ
a:〇 b:〇 c:× d:×
ウ
a:〇 b:× c:× d:×
エ
a:× b:〇 c:〇 d:〇
オ
a:× b:× c:〇 d:〇
出典:中小企業診断協会|2024年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)
解答
- 正解:ア(a:〇 b:〇 c:〇 d:×)
解説
- a:〇
EMVのICカードはカード基本情報に加え、PIN検証に用いるデータを保持しうる。PINは本人認証要素としてカードと発行側で検証される。 - b:〇
3Dセキュアはオンラインのクレジットカード決済を安全にするための本人認証(EMV 3-D Secureなど)で、不正利用を抑止する。 - c:〇
タッチ決済は非接触IC(NFC)で端末がカードのICチップ情報を読み取り、近接通信で決済する方式。 - d:×
店舗提示型(MPM)は店舗側がQRコードを提示し、顧客(支払者)がそれを読み取って支払う方式。支払者提示型(CPM)と取り違えている。
学習のポイント
- EMV×PIN:ICカードはPIN検証を含む高度な本人認証を実装可能。
- 3Dセキュア:オンライン決済の追加認証(パスワード・端末認証・生体など)。
- タッチ決済:NFCによる非接触決済。端末でIC情報を読取り、近接で完了。
- QR決済の型:MPM=店舗提示、CPM=顧客提示。用語の取り違えに注意。