過去問解説(運営管理)_2024年(令和6年) 第3問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(現品管理・進捗管理の基礎)
  • 正答率: ★★★★☆(用語理解で解ける)
  • 重要度: ★★★☆☆(生産管理の基本)

問題文

進捗管理や現品管理に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a
製品のトレーサビリティを高めるために、材料の調達から製品の廃棄までのサプライチェーンにおいて情報共有の仕組みを用いた。
b
後工程引き取り方式による生産を、「運搬指示かんばん」と「引き取りかんばん」を用いて実現した。
c
作業者や管理者が工程の状況を把握するために、目で見る管理として「あんどん」を用いた。
d
仕掛品の流れを管理するために、製造番号、品名、納期などが登録されたRFIDを用いた。

〔解答群〕

a:正  b:正  c:誤  d:正
a:正  b:正  c:誤  d:誤
a:正  b:誤  c:正  d:正
a:誤  b:正  c:誤  d:正
a:誤  b:誤  c:正  d:誤

出典: 中小企業診断協会|2024年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:ウ

解説

a:〇
トレーサビリティの定義通り。材料調達から廃棄まで情報共有する仕組みは正しい。

b:×
後工程引き取り方式は「引き取りかんばん」で実現する。運搬指示かんばんは別用途であり誤り。

c:〇
「あんどん」は工程状況を目で見て把握するための管理手法。正しい。

d:〇
RFIDを用いて仕掛品の流れを管理することは可能であり、記述は正しい。


学習のポイント

  • トレーサビリティ:サプライチェーン全体で情報を追跡・共有する仕組み。
  • かんばん方式:後工程引き取りは「引き取りかんばん」で実現。運搬指示かんばんは誤り。
  • あんどん:目で見る管理の代表例。工程異常を即座に把握できる。
  • RFID:仕掛品や在庫の管理に活用される。製造番号や納期情報を持たせることで効率的な現品管理が可能。