難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★★☆☆(設備管理の基礎知識)
- 正答率: ★★★☆☆(用語理解が必要)
- 重要度: ★★★☆☆(保全活動・指標の理解)
問題文
設備管理に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a
設備の故障は、①設備が規定の機能を失った状態と、②設備による産出物または作用が規定の品質レベルに達しなくなった状態、の2つに分類される。
b
設備総合効率は、時間稼働率、故障強度率、良品率の積として計算される。
c
保全活動は、予防保全と事後保全からなる維持活動と、改良保全と保全予防からなる改善活動から構成される。
d
設備の7大ロスには、設備の段取・調整ロスと刃具交換ロスが含まれる。
e
設備の可用率は、MTTRをMTBFとMTTRの和で除した値として求められる。
〔解答群〕
ア
a:正 b:正 c:誤 d:誤 e:正
イ
a:正 b:誤 c:正 d:誤 e:誤
ウ
a:誤 b:正 c:誤 d:正 e:正
エ
a:誤 b:誤 c:正 d:正 e:誤
オ
a:誤 b:誤 c:誤 d:正 e:誤
出典: 中小企業診断協会|2024年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:エ
解説
a:×
設備の故障は「機能喪失」と「性能低下」の分類で説明されるが、設問の表現は不正確。
b:×
設備総合効率(OEE)は「時間稼働率 × 性能稼働率 × 良品率」で算出する。設問の「故障強度率」は誤り。
c:〇
保全活動は「維持活動(予防保全・事後保全)」と「改善活動(改良保全・保全予防)」に分類される。正しい。
d:〇
設備の7大ロスには「段取・調整ロス」「刃具交換ロス」が含まれる。正しい。
e:×
可用率=MTBF/(MTBF+MTTR)。設問は分母・分子を誤っている。
学習のポイント
- OEE(設備総合効率):時間稼働率 × 性能稼働率 × 良品率。
- 保全活動の分類:維持活動(予防・事後)と改善活動(改良・保全予防)。
- 7大ロス:故障ロス、段取・調整ロス、刃具交換ロス、速度低下ロス、不良・手直しロス、停止ロス、その他。
- 可用率の計算式:MTBF/(MTBF+MTTR)。誤りやすいので注意。