難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(マテリアルハンドリングの基礎)
- 正答率: ★★★★☆(用語理解で解ける)
- 重要度: ★★★☆☆(物流効率化の基本)
問題文
マテリアルハンドリングに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア
運搬活性分析を行うことにより、各工程への材料供給の際に生じる空運搬を顕在化することができる。
イ
製品をユニットロードにすると、運搬や保管の効率化を図ることが期待できる。
ウ
パレット積みされているものを車上置きにする場合より、バラ置きされているものを箱入りにする場合の方が活性示数の増加幅が大きく、改善効果が高い。
エ
流通過程の倉庫や物流センターにおいて行う、製品の値札付けや電子機器のセッティングの作業は荷役作業である。
出典: 中小企業診断協会|2024年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:イ
解説
ア:×
運搬活性分析は運搬作業の有効度を評価する手法であり、空運搬の顕在化を目的とするものではない。
イ:〇
ユニットロード化(パレットやコンテナ単位でまとめる)は、運搬・保管の効率化に直結する。典型的な改善策。
ウ:×
活性示数の改善効果の比較は設問の記述が誤り。一般的にパレット積みやユニットロード化の方が改善効果は高い。
エ:×
値札付けや電子機器のセッティングは「流通加工」に分類される。荷役作業ではない。
学習のポイント
- ユニットロード化:まとめて扱うことで効率化・省力化を実現。
- 流通加工と荷役の違い:荷役=運搬・積み下ろし、流通加工=付加作業(値札付け・セットアップ)。
- 分析手法:運搬活性分析は運搬の有効度を測る指標であり、空運搬顕在化とは異なる。