難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★★☆☆(価格政策の理解)
- 正答率: ★★★☆☆(EDLPとハイローの区別)
- 重要度: ★★★☆☆(小売業の販売戦略)
問題文
下表は、価格政策が異なるA店とB店における、ある同じ商品の日別売上をまとめたものである。この2店の価格政策を理解したうえで、以下の記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、表に記載のない商品や期間などについては考慮しないものとする。

〔設問〕
a B店のような価格政策をEDLP政策という。
b いずれの店の価格政策でも、低い値引率で集客できる商品をロスリーダーという。
c チラシ特売を用いて集客することは、B店よりもA店の価格政策が向いている。
〔解答群〕
ア
a:〇 b:〇 c:×
イ
a:〇 b:× c:〇
ウ
a:× b:〇 c:〇
エ
a:× b:〇 c:×
オ
a:× b:× c:〇
出典: 中小企業診断協会|2024年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:イ
解説
a:〇
B店のように常に低価格で販売する政策は「EDLP(Everyday Low Price)」政策と呼ばれる。正しい。
b:×
「ロスリーダー」は低い値引率の商品ではなく、赤字覚悟で販売し集客に利用する商品を指す。記述は誤り。
c:〇
A店のように特売日を設定して集客する政策は「ハイロー政策」であり、チラシ特売との相性が良い。正しい。
学習のポイント
- EDLP政策:常時低価格で販売し、価格変動を抑える。B店のような形態。
- ハイロー政策:通常価格は高めだが、特売日で大幅値引きを行い集客する。A店のような形態。
- ロスリーダー:赤字覚悟で販売し、他商品の購買につなげる戦略。値引率の大小ではなく「赤字販売」がポイント。
- チラシ特売の適性:ハイロー政策と相性が良く、集客効果を高める。