過去問解説(運営管理)_2024年(令和6年) 第40問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★★☆☆(GS1識別子の理解)
  • 正答率: ★★★☆☆(細かい規則の知識が必要)
  • 重要度: ★★★☆☆(トレーサビリティの基礎)

問題文

近年、加工食品メーカーや原材料メーカーなど食品を取り扱う企業にとって、食品の安全・安心やトレーサビリティの確保はますます重要になっており、主に原材料メーカーと加工食品メーカー間で取引される原材料に、標準的な商品識別コードや、日付情報、ロット番号が表現されたバーコードをGS1 QRコードなどで表示して、企業間で活用することが推奨されている。

原材料の識別に必要な項目を設定し、GS1アプリケーション識別子(AI)を利用してバーコードに表現する以下の記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a 原材料に関する製造日の日付が2024(令和6)年5月10日であった場合、製造日をAI(11)により和暦で表現すると、(11)R060510となる。

b 13桁のGTIN-13をAI(01)により表現する場合は、先頭に1つ0を追加して14桁とする。

c 原材料メーカーにて割り当てられたHHI1026というロット番号を、AI(10)により表現する場合は、(10)HHI1026となる。

〔解答群〕

a:正  b:正  c:正
a:正  b:正  c:誤
a:正  b:誤  c:誤
a:誤  b:正  c:正
a:誤  b:誤  c:正

出典: 中小企業診断協会|2024年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:エ

解説

a:×
AI(11)は「製造日」を表す識別子だが、和暦ではなく「YYMMDD」の形式で西暦で表現する。したがって「R060510」という表現は誤り。

b:〇
GTIN-13をAI(01)で表現する場合は、14桁にする必要があり、先頭に「0」を付加して14桁にする。正しい。

c:〇
ロット番号はAI(10)で表現する。例:HHI1026 → (10)HHI1026。正しい。


学習のポイント

  • GS1識別子(AI)
  • (01):GTIN(商品識別コード)
  • (10):ロット番号
  • (11):製造日(西暦YYMMDD形式)
  • GTIN-13の扱い:AI(01)では14桁に統一するため、先頭に「0」を追加する。
  • トレーサビリティ:製造日やロット番号をバーコードに含めることで、食品安全・安心を確保できる。