難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★☆☆☆☆(配当政策の基本)
- 正答率: ★★★★☆(用語理解で解ける)
- 重要度: ★★☆☆☆(基礎確認)
問題文
毎期一定額の配当を支払う場合と比べた、業績連動型の配当政策に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア
毎期の配当性向の変動は大きくなり、1株当たり配当額の変動も大きくなる。
イ
毎期の配当性向の変動は大きくなり、1株当たり配当額は安定する。
ウ
毎期の配当性向は安定し、1株当たり配当額の変動は大きくなる。
エ
毎期の配当性向は安定し、1株当たり配当額も安定する。
出典: 中小企業診断協会|2024年度 第1次試験問題|財務・会計(PDF)
解答
正解:ウ
解説
ア:×
業績連動型配当では、利益に応じて配当額が変動するため、配当性向は一定に保たれる。
「配当性向の変動が大きくなる」という記述は誤り。
イ:×
配当性向は一定だが、利益に応じて配当額は変動する。
「配当額が安定する」という記述は誤り。
ウ:〇
業績連動型配当は、利益に応じて配当額を決定するため、配当性向は安定する。
一方で、利益が変動すれば1株当たり配当額も変動する。
→ 正しい記述。
エ:×
配当性向は安定するが、配当額は利益に応じて変動する。
「配当額も安定する」という記述は誤り。
学習のポイント
- 毎期一定額配当政策
配当額を一定に保つため、利益が変動すると配当性向が変動する。 - 業績連動型配当政策
利益に応じて配当額を決定するため、配当性向は安定するが、配当額は変動する。 - 投資家への影響
安定配当政策は投資家に安心感を与えるが、業績連動型は企業業績を反映しやすい。